エニアグラムと自らの本質
こんにちは。キャリアコンサルタントの清野と申します。
2025年がスタートしましたね。
どのようなお気持ちで新年を迎えられましたでしょうか。
目標を掲げられた方、ご自身やご家族が今年何かの節目を迎える方、特に目標などはないけれど健康に過ごせますようにと願われた方…様々でいらっしゃることと思います。
わたしたちは、身を置く環境、歩んできた歴史、培ってきたもの等々、一人一人全く異なります。 更に同じような状況に遭遇しても、そのことに対する捉え方や意味づけも様々です。
例えば困難なことがあった時―。
- 成長の材料だと思って頑張る方
- 悲観的な思いにとらわれて身動きが取れなくなってしまう方
- 自分にとって不都合なことは忘れようとする、もしくは諦める方
ポジティブだから良くて、ネガティブだから良くないということではなく、自分の傾向を客観的に理解し、更に次の段階として自分のいい面も悪い面も 受容(=自己受容)できるようになると、自分の本質が磨かれて目標達成や問題解決、自己実現につながりやすくなるといわれます。
何をもって幸せと感じるか、満足を感じるのかも千差万別ですが、自らの“本質”を活かして周囲に貢献できたり、仕事で成果を上げることの 達成感や多幸感は格別であると、体現している方々からよく聞く言葉です。
しかしながら、自らの”本質”が何なのかを知ることは容易ではありません。 その上で、一助となるのが人間の本質を9つのタイプに分けた性格類型論の一つである「エニアグラム」です。エニアグラムは極めて有効な自己成長システムとして、世界の様々な組織や機関、企業や学校などで人材育成研修などに活用されています。就職・転職活動に当たり、適職を考える上でも非常に参考になるエニアグラムのセミナーを1/15(水)に区民・産業プラザ(Coconeri)にて開催いたします。
強みや特質のない方は、お一人もいらっしゃいません。
カウンセラーとして延べ約6000人の方に寄添わせていただき、セミナー講師としても多くの方と接しているなかで強く感じることです。
エニアグラムでは「自分=自分の性格=自分の全て」だと思っているうちは、自分が持つ本質のうちのごくごく一部しか認識、活用していない」と考えます。
年頭にあたり、ご自身の本質についてお考えになったり本やインターネットなどで学ばれたり、セミナーに参加されてみることも、有意義な一年にするために有効ではないでしょうか。
皆さまにとりまして、どうぞ佳き年となりますように